江崎 隆則(48回生)
四十八期の我々が門司高校を卒業し、早いものでもう三十五年が過ぎた。「光陰矢のごとし」と言うが正にその通りである。その当時には夢物語であった携帯電話やパソコン、壁掛テレビ、人型ロボット等が、今や社会の中で当たり前の様に存在している。いつのまにか中高年と呼ばれる世代となり、下手をすると世の中の流れに置いていかれるかもしれないとの不安に駆られる自分に気づく時、改めて時の流れの速さに驚かされるばかりである。
このように卒業から月日は経ってしまっているが、我々四十八期には高校時代にタイムスリップできる時がある。卒業以来ほぼ連続して、二年に一度の頻度で開催している同期会「幸華会」である。とは言え、三十数年の月日は皆の容貌も大きく変化させている。メタボに変身した奴、頭髪を大きく失った奴等々、一見すると「誰だ、あいつは」と思わせる奴も少なからずいる。(人の事は言える立場ではないが…)
しかしながら、「幸華会」でのほど良い酔いはこのギャップを見事に修正し、懐かしい顔をよみがえらせてくれる。そして、そこからは、何のこだわりも無い高校時代への心地よいタイムスリップの旅が始まる。これは、日々のサラリーマン生活にあくせくしている私に取っては、とても素晴らしい癒しの時間である。
さて、我々の母校門司高校は今年の卒業生を最後に閉校し、来年からは、新生「門司学園」としての新たな卒業生を送り出す事となった。母校が無くなる事は残念ではあるが、高校生活を共に過ごした仲間がいる限り、私の心の中の門司高校は永遠に不滅である。
硯友会と幸華会の永遠なる継続を心から祈りたい。
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